りんごの厳しいオーディション“仕上げ摘果”って?
最近梅雨入りしたりんごの惑星(青森県)。
惑星の生産者さん等はりんごのオーディションを日々行っています。
先日ご紹介した、皆さんの手に渡るりんごは超エリート!?と題した記事で、
『摘果(てきか)』の事をご紹介しました。
1段階目は“あら摘果”、2段階目は“仕上げ摘果”という2回の作業があり、
一口に摘果と言っても、“仕上げ摘果”に取りかかる生産者さんの目つきが違います。
“あら摘果”はまとまってできた子りんごの中心果を残し、その他を摘果。
“仕上げ摘果”は残った中心果の中から、さらに、りんごの樹全体を見て本当に
残されるべきりんごを選び抜きます(まさにオーディション!)。
この“仕上げ摘果”は冬期間に行われる剪定と同じ要素があり、
そのりんごを残すかで今年だけでなく、来年、再来年のことも見据えて
残すりんごを決めていかなければいけません。
手間をかけて良いものだけを残すこと、また様子を見て、樹にわざと負担をかけたり、
状態を考慮してりんごを生らせなかったり…
一筋縄ではいかないりんご栽培です。
各品種のりんごもまだ産毛が生えていますが、りんごらしくなってきました♪
▼つがる
▼ふじ
▼王林
今日は、6月~8月頃まで行われているりんご界のオーディションのような
“仕上げ摘果”をご紹介しました(^^)
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関連リンク
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更新日:2016/06/15