ニュース

りんごの厳しいオーディション“仕上げ摘果”って?

最近梅雨入りしたりんごの惑星(青森県)。

惑星の生産者さん等はりんごのオーディションを日々行っています。

先日ご紹介した、皆さんの手に渡るりんごは超エリート!?と題した記事で、
『摘果(てきか)』の事をご紹介しました。
1段階目は“あら摘果”、2段階目は“仕上げ摘果”という2回の作業があり、
一口に摘果と言っても、“仕上げ摘果”に取りかかる生産者さんの目つきが違います。

“あら摘果”はまとまってできた子りんごの中心果を残し、その他を摘果。
“仕上げ摘果”は残った中心果の中から、さらに、りんごの樹全体を見て本当に
残されるべきりんごを選び抜きます(まさにオーディション!)。

この“仕上げ摘果”は冬期間に行われる剪定と同じ要素があり、
そのりんごを残すかで今年だけでなく、来年、再来年のことも見据えて
残すりんごを決めていかなければいけません。

手間をかけて良いものだけを残すこと、また様子を見て、樹にわざと負担をかけたり、
状態を考慮してりんごを生らせなかったり…
一筋縄ではいかないりんご栽培です。

各品種のりんごもまだ産毛が生えていますが、りんごらしくなってきました♪

▼つがる
20160614_171103 - コピー

▼ふじ
20160614_171758

▼王林
20160614_171158 - コピー

今日は、6月~8月頃まで行われているりんご界のオーディションのような
“仕上げ摘果”をご紹介しました(^^)
—————————————————————

関連リンク

『りんごの惑星』を知らない方はこちらから!
「りんごの惑星」ストーリー
「りんごの惑星」ムービー

▼2015年の開催詳細
イベント前からイベント当日までずいっと!ご紹介
facebookもあります♪

更新日:2016/06/15