りんごのお花見シーズン到来！畑では授粉作業！

りんごの惑星は、りんごがなり始める為の大切な作業が始まる季節です。

桜の後に咲く、「りんごのお花」。
品種によって咲く時期や色味、花の形が違いがあるので、観察しながらじっくり花を
楽しむのにおすすめの一風変わったお花見ができます。
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「りんごのお花」を楽しむなら！コチラ。

一見美しい、「りんごのお花」ですが、これからりんごに生長させていくための
大切な時期であり、生産者さんたちは収穫に向けて消費者には伝わりづらい
作業を行っています。

● 受粉
【ポイント1】咲いた花を選抜する
1つのまとまりに5つ前後咲く花はすべて受粉させず、実をならせる1つだけを残し、
その他の花はすべて摘み取ります。この作業は花が咲いている時期に
終わらせなければいけません。

【ポイント2】「りんごの花」は他家受粉
りんごは同じ木の中で花粉が移動しても受粉しないため、他の木から花粉を持って
来なければいけません。要は、他の木の花を受粉させるために摘み取った花から
花粉を採取して、別の木用に花粉を用意しなければいけないのです。
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【ポイント3】花粉同士でも相性がある！
同じ木から採った花粉でなければ何でもいいというわけではありません。
「ふじ」には「王林」の花粉の相性が良い等の相性があるため、
相性を覚えて管理のもと受粉作業を行うことが重要になります。

【ポイント4】人手で行う？蜂が受粉させる？
広いりんご園であればあるほど、人間の手で全部のりんごの木の花を受粉させるのは
難しいです。(りんごの花の開花時期だけと考えるとなおさら)
かといって、風に任せていると受粉しないことも多いため、マメコ蜂という
蜂が蜜を集める傍ら、次々花に移ってもらい花粉をつける作業を手伝ってもらいます。

“花粉噴射機(フルーツパウダー)”をという機械をスピードスプレーヤーを
使って、広域に花粉を飛ばし、授粉していくという最新の方法もあるそうです。
▼スピードスプレーヤー