「青森りんご」美味しさの秘密大公開その1!-摘果(てきか)-
今日は青森りんごが美味しくできるコツの一つを大公開!
皆さん、りんごの木は放っておくとたっくさんの実を付けるってご存知でしたか?
ですが、そのままにして置くと小さくて甘みも酸味も控えめのお世辞にも
美味しいと言えないりんごがたくさんできてしまいます。
そこで、りんごの惑星の農家さんは皆、本来生らせるべきな果実を選び残し、
他のりんご達は約9割取ることで選ばれた実に栄養や味わいを
集中させて栽培するのです。
この作業を『摘果(てきか)』と言います。
(青森県ではこの『摘果(てきか)』を方言で実すぐりと呼んでいます。)
前回のニュースでもご案内したように『摘果(てきか)』は
りんごの品質を大きく左右する大切なお仕事です。
基本的には丈夫で形が良く軸の太い実を残し他は摘み取りますが、木の状態や
園地の環境などによっても異なるため難易度も高く時間のかかる作業になります。
『摘果(てきか)』には、「荒摘果」と「仕上げ摘果」があります。
「荒摘果」…
中心となる実を残し、ほかの実を摘んでいくもので、選ばれた実を大きくするための作業です。
隣同士がぶつかって傷がつかないように、日光がまんべんなく当たるように調整したりもします。
「仕上げ摘果」…
残った実をさらに選別して落としていく作業です。大きくなっていない実や傷んでいる実を
摘んでいきます。仕上げ摘果は状態によって異なり、見極めが必要になるため
経験の豊富な熟練者によって行われます。
最終調整まで含めると『摘果(てきか)』は7月下旬まで行われ、良いりんごを
たくさん収穫するために気の抜けない作業となります。
『摘果(てきか)』は今期の収穫だけでなく、将来何年か先の
木の生長も想像して行います。
こうして青森りんごは品質が保たれ、毎年変わらぬ美味しさをお届けできるわけです。
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更新日:2014/06/17