ニュース

お花見シーズン再来、りんごのお花見!

ついに咲きました!
りんごのお花が徐々に満開に近づいています!
品種や地域ごとに咲き始めなどが異なるため一斉満開とは
いきませんが今まさに花開き美しいシーズンに突入しました。

apple-blossom

今の時期、青森県ならではのりんごのお花見も楽しめますが、
美味しいりんごを生らせるため
に…
農家さん方はこんなことをしているんです。裏舞台を少しご紹介します!
—————————————
≪摘花(てきか)と受粉≫
一般的にりんごは花が咲き始めて10日前後で散ります。
このごく限られた期間中、りんご農家さん達はお花見を楽しみながらも
りんごの果実1つ1つに十分な栄養が行き渡るよう、とても重要なこの2つの仕事をしています。

◆◇◆摘花(てきか)◆◇◆
咲いた花はりんごへと変身していくのですが全部の花をそのままにしておく
わけではありません。1か所(ひとかたまり)で5~6つものお花を咲かせるのですが
その花は1か所を残し、他はすべて摘み取ります。
この作業を摘花(てきか)と言います

全ての花を咲かせそのままにしてしまうとりんごがたくさん実り、一つ一つの果実が
大きくならず味わいも分散されてしまいます。
さらに早く花を摘むことが大切になってくるため、りんご農家さんはお花見を
ゆっくりと楽しむことはできません。なるべく早く花摘みする事により、
樹に貯蔵されている養分の消耗が少なくなり、りんごになる選ばれた花に養分を
注ぐことができるのです。

摘花(てきか)はりんご栽培の中で一番と
言っていい程時間がかかる作業でもあり、根気のいる作業となります。

◆◇◆受粉◆◇◆
摘花(てきか)が終わると今度は受粉作業に入ります。
この作業をしないとりんごを生らせることができません。

受粉は花粉を人手によって付けてあげる「人工受粉」や「マメコバチに手伝ってもらう方法」
の2種あります。
「マメコバチに手伝ってもらう方法」は蜂が園地で自由に飛び回ってくれるため
手間が軽減されますが、確実性に欠けるため人工授粉もペアで行います。
りんごを実らせるためお花一つ一つ見て回り受粉を行うのです。
これまた、時間を要する大切な仕事です。
5flower
※写真はイメージです。

美味い!と言われる青森りんごのために、収穫され始める秋口までの間
農家さん達はこのような作業をしているんですね!

関連リンク

『りんごの惑星』を知らない方はこちらから!
『りんごの惑星』とは?

『りんごの惑星』参加農家さんのりんごが食べたい!
※2014年1月現在、販売終了しておりますので入荷予定が決まり次第次第
お知らせメールをお送りいたします。

イベント前からイベント当日までずいっと!ご紹介
facebookもあります♪

更新日:2014/05/07