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『りんごの剪定』鋏(はさみ)を磨く!~おりかさ蜜ツ星農園 成田晃さん~

本日ご紹介するのは『おりかさ蜜ツ星農園』成田晃さん。

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〈どんな環境??〉
『おりかさ蜜ツ星農園』の園地は斜面にあり、日当たりが良いというメリットと
平面の畑に比べると、どの作業を行うにも体力の消耗が激しいという
デメリットも兼ねています。
自然豊かな山間に位置しているので
冬場の「剪定」する時期、聞こえてくるのは

“鳥の鳴く声”と
“川のせせらぎ”と
“耳元を切る風の音” だけ。

そして気温はほぼいつでもマイナス。
厳しい環境ではありますが成田さんにとってこれ以上に集中出来る場所は他に無いと言います。

― 何年先もの樹の成長を想像しながら行う「剪定」はこういった厳しさも忘れ
集中することが求められるんですね。
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〈成田さんのこだわり〉

成田さんは板前の経験もあり剪定鋏(せんていばさみ)の手入れに対しても
人一倍の思いがあります。
包丁は研ぐといいますが剪定鋏は磨くものだという成田さん。
成田さんは板前時代が長かった事から手先が器用で右手でも左手でも
剪定鋏を磨く事ができ、りんご農家の道を選んだ時から自分で剪定鋏を磨いてきました。
剪定鋏は若干の違いはありますが包丁でいえば出刃包丁と研ぎ方が似ているそうです。
斬れ味を長く持たせるために剪定鋏を磨く際、意識しているのは
《刃をつけ、刃をつぶす》事。
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大切に育てているりんごの樹の性格をわかっているからこそできる、
その樹々に合った剪定鋏の手入れ。
こうして磨き上げた鋏はりんごの樹に余計なストレスをかけずに「剪定」することができる
必須アイテムとなるのです。だから成田さんは剪定鋏を磨くことにこだわりを持ちます!
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『おりかさ蜜ツ星農園』成田晃さんは鋏にもこだわり、生で食べて美味しいりんごを
みんなに食べてもらえるよう「剪定」をしています。

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更新日:2014/02/12